説明会&ワークショップー日々を彩る能楽お稽古体験2026ー
日時:2026年2月24日(火)18:00〜20:00
18:00 開場(会場自由見学)
19:00 説明会&能楽ワークショップ開演
20:00 終演
内容:お稽古体験の流れの説明、仕舞・謡のプチ体験、雑談など
会場:橋楽亭 (〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1−5−5 COREDO3 3F)
入場料:無料 ※予約は必要ありません
お稽古体験を担当する講師による、内容説明会と能楽ワークショップを開催いたします。当日は、会場の雰囲気をご覧いただきながら、講師と直接お話しいただくことができます。19時からは、簡単な能楽ワークショップと、お稽古体験の説明を行います。どうぞお気軽にご参加ください
過去のお稽古体験の記録
2025年 お稽古体験について

2025年(第2回)の本企画は4月~8月の間、合計17名の方にご参加いただきました。会場は広尾の瑞華院了門さんを拝借。謡コースと舞コースを別々の部屋で実施。発表会は同会場。
謡コースでは、個人指導の中で「人と比べることは必要なく、自分自身と向き合うことの大切さ」を伝えることを重視した。月2回、半年にわたる稽古を続ける中で、積み重ねの難しさや楽しさ、人と違うことの面白さに気がつく参加者も見受けられた。また、謡は一年や二年といった短い期間で身につくものではなく、長い時間をかけて磨かれていく技であることを体感し、シンプルな言葉や節の中に込められた深い意味を学ぶ機会ともなった。
また昨年に引き続き、自主稽古用として配布した動画リストの活用も効果的であった。稽古場での指導内容を自宅で復習できるようにしたことで、稽古を「教わるもの」から「自ら取り組むもの」として捉える意識が育った。これが最終回の発表会での高い完成度につながったと考えられる。
舞コースでは、団体コースの特性上、参加者同士がお互いの動きを見ることでき、所作の意味や美しさを講師からだけではなく、客観的に学ぶ機会が生まれた。また、講師が伝える能の型や姿勢に込められた意味を、休憩時間などに待合室で体験者同士が自然に語り合う場面も見られ、学びを共有する雰囲気が育っていた。これにより、稽古場そのものが知識や感覚を伝え合う場となり、体験の深まりにつながったと考えられる。また、空いている時間に何度でも参加できる仕組みを設けたことで、1日に2回、3回と続けて受講する参加者も見られ、技術の向上や芸への理解を深める意欲が感じられた。
2024年 お稽古体験について

2024年(第1回)の本企画は3月~8月の間、合計25名の方にご参加いただきました。会場は品川区にある池田山舞台を拝借。8月下旬には子ども教室も開催し、発表会は同会場で合同で開催。
本企画の最大の特徴である、謡と舞の2つのコースで流儀が異なり、講師はそれぞれ1つを担当しました。これは講師にとっても良い結果に繋がりました。謡の講師は謡のこと、舞の講師は舞のことのみに集中することで、それぞれ講師の持ち時間の中で、沢山の面白さを伝えることができ、稽古方法についても十分な説明をすることが可能となりました。謡と舞のコースのそれぞれが双方に干渉することなく、指導の中で流儀ごとの魅力を伝えられたと実感しています。
初回(2024年)は個人稽古(謡)と団体稽古(舞)の二通りの稽古方法を導入しました。まず、個人稽古については1人10分以内の稽古でしたが、参加者それぞれに合った指導を心掛けることで予想よりも技術的な向上がはっきりと認められました。持ち時間が少ないため、良いところ悪いところだけの指導に集中しました。そのため、それぞれ覚える稽古は自宅で行うように誘導をしました。結果的に「稽古を日常にする」という本企画の狙い通りとなりました。
団体稽古については順番待ちも無く、時間をフルタイムで活用することができ、反復の稽古を重点的に行いました。各個人の細かい指導は、休憩時間や動画で補いました。その結果、多くの参加者が想定よりも早い段階で覚えることが出来ました。
参加者から寄せられた感想
発表会の終わりに参加者の皆様にお答えいただいたアンケートより、多くのご感想をいただきましたので一部をご紹介します。ご参加をお悩みの方のご参考になればと思います。一部抜粋の箇所もありますが、文は頂いたまま掲載しております
「謡を習ってから、少しずつ、舞台でうたわれている言葉を聞き取ることができるようになって舞台を見るのがとても楽しくなりました。また、謡を覚えると、ふとしたときに、あ!これはあの謡に出ていたことだ、ということがあって、思いがけない拾い物をしたような気持ちになります、謡を覚えるにつれ、それが自分の古典文学のデータベースになってくれるような気がします。…そしてやはり「お稽古する」という活動はとても素敵なのだなと思います。」(2025年参加者)
「お稽古を始めてから徐々に習慣や行動が変わり始めたことを実感しつつ、様々な場面での能楽の奥深さに驚きながら、伝統芸能を身近に感じる生活を楽しんでいます」(2025年参加者)
「丁寧に教えて下さり楽しくお稽古することができました」(2025年参加者)
「実際に謡ったり舞をすると、その難しさに気づく半面、鑑賞するときに能楽師の方達が難なくこなされていて、とても感動しています。これからも鑑賞したり機会があればお稽古を続けたいです」(2025年参加者)
「日常忙しく過ごす中で、体験があることで日々が彩られました」(2025年参加者)
「先生といっしょに発表できて、うれしいです。うただけでなく、牛若丸のこと、れきしも知れて楽しいです」(2025年参加者)
「二回目の参加でした。今回は前回よりより深く学べたように感じます。」(2025年参加者)
「内容はとても充実していて、一人一人ていねいに指導していただけたので(特に舞は他の方へのアドバイスも聞くことができてるので参考になり)大変よかったです」(2025年参加者)
「とても贅沢なお稽古体験をしているんだと日を追うごとに感慨深く思い有り難うございました。ひとつひとつ動作を追って完成させていく事もペースにあっていてよかったです」(2025年参加者)
「お能は伝統芸能の中でも敷居が高いイメージでしたが、気軽に体験できて楽しかったです。お仕舞には高齢者の体力維持のためにも良いと思いました」(2025年参加者)
「とても楽しかったです。両先生にとても感謝しております。ありがとうございました。…入門?素人弟子として門下に入る⁇というのは敷居が高く感じます。カルチャーセンターや宝生春日会のように、期間が決まっていてサークルのように参加できるスタイルも、今の時代にはあってもいいんじゃないかなーと思いました」(2025年参加者)
「何も分からない状態から勢いだけで参加しました。ゼロの状態なので先生方のおっしゃることを必死についていき、最初は本当に大変でしたが徐々に難しいながらも楽しさを感じてきました。中でも伊純先生の『海人』を鑑賞した時は舞の型を少し理解できたり 自分の課題曲が『海人』だったので、本当に能に使われている謡を習っているんだと初めて実感し感動しました。謡は声に自信がなくいきなり"謡って下さい"というむちゃぶりに面くらいましたが、毎日ループで聞いているうちに田崎先生の声が大好きになり大声でまねして練習しました。全然できている実感はないのですが、以前より声はでるようになり 鼻歌にもうたうほど生活の一部になりました。チンプンカンプンだった能楽の世界ですが、身近に感じるようになり、一生の趣味になりそうです。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。とても楽しかったです。」(2024年参加者)
「舞台ではとても遠い能楽師の方がとても身近になり、実際にお稽古をすることで舞台を観る時の解像度が上がりました。ほんの小さな動きが、とても大きな影響があることに驚きました。ゆったりした動きがとても緊張感を持って行われている事に気付き、ますます能を見るのが楽しみになりました。田崎先生の〈褒められたら終わり〉というお稽古のお話も自分が持っていた教育観と真逆で、伝統芸能のお稽古の中には、すごくたくさんの宝物が埋まっているのでは!とますます尽きない興味を感じました。半年間のご指導ありがとうございました。終わってしまうのが惜しすぎる、すてきな企画でした!」(2024年参加者)
「田崎先生はかなり突っ込んだご指導もしてくださり、難しく、毎回少々緊張しましたが、謡の奥深さをかいま見ることもできて大変良い経験でした。山田先生はほめ上手で優しくご指導してくださり、大変楽しくお稽古することができました。また合間には気さくに質問等にお答えいただき、そういったお話も楽しく、能に関する知識や関心が深まりました。動画は大変参考になりましたし、家での練習には欠かせませんでした。教室全体の雰囲気も明るく、みなさんと交流もできたのが嬉しく、教室が終了するのが淋しいです。」(2024年参加者)
「日舞を通して古典芸能への興味はありましたが行き着く処が『能』ではないかと思っていたので、我が身の衰えも省みず飛び込んだ次第です。観ると演じるとでは、大違い大変な世界だと思いましたし、その奥深さを理解しながら鑑賞の目を肥やしたいと。お世話になり有難うございました。」(2024年参加者)
「本当に楽しく充実した半年間でした。終わってしまうのがさみしいです。能初心者ですが、先生を始め、周りの生徒のみなさまも本当に優しく能のことを色々と教えて下さり、ますます好きになりました。これからも能を学びつづけたいと思います!」(2024年参加者)
「受講生の皆さまがぐんぐん上達する様子に驚き、教え方の上手さに加えて先生方の人間的魅力も感じました。お能ファンが増えることが楽しみです。半年間、楽しい体験をさせて頂きありがとうございました。」(2024年参加者)
「半年間ありがとうございました。想像していたより難しかったですが、想像していたよりずっと楽しくて終わってしまうのがさみしいです。また機会がありましたらぜひ参加したいと思います。」(2024年参加者)
「半年間とても充実したおけいこ時間と日々を過ごさせていただきました!普段の生活でもつい謡をうたったり舞の動作をしてしまったりと生活に浸透しておりました。また能のおけいこを続けていきたいと思います。」(2024年参加者)
「とても楽しかったです。次回もぜひ参加させて下さい。ぜひ習いたいとは思いますが、一般のおけいこにはまだ少々しきいが高い気がしてしまい...期間限定は参加しやすいです。」(2024年参加者)
「ほんばんでは少ししっぱいしてしまいましたがとても楽しかったしよいけいけんになりました。」(2024年参加者)
「楽しくけいこできました。先生ありがとうございます」(2024年参加者)
「先生のたとえ話が面白い。ふんい気がやわらかく話しかけやすかった」(2024年参加者)
「いつ見てもびしっとかっこよ!の山田先生とお稽古の時はむちゃクールな田崎先生がたまにぼーっと無防備な姿になるの、親しみやすかったです」(2024年参加者)